be動詞、助動詞、現在完了での疑問文の作り方を例文を使って解説

Bパターンはどうする?
「彼女は14歳か?」は、前に例で挙げたとおり、“ She is 14 ? ”にすれば、かんたんに「問い」になります。

でも、“ Do you??”みたいな正統な形の「問い」は、どうするのか?

次です。
Is she 14?

She is 14.”とくらべてみましよう。




B パターンの骨格「何が、* 、何だ」が崩れて、「* 、何が、何だ」になりました。これが、B パターンの「問い」の基本形です。

昔の「動詞→ 主語」という倒置のままです。
「代理」は使いません。いや、‘ i s ’ を「代理」と「主役の動詞」( 原形) という二つの分身に分けようとしても、できないのですよ。

原形( b e ) はありますが、「代理」がないのです。A パターンではないから、もともと「する」という意味である‘ d o ( d o e s ) ’は使えません。それで、昔風の倒置のままなのです。

しかし、倒置といっても、‘ i s ’ は「つなぎ役」程度の意味なので、全体的な意味は崩れません。だいじな部分の「彼女、1 4歳」は、「s h e 、1 4 」の順のままでしょ? 「1 4 、s h e 」にはなりません。

A パターンで‘ b e ’ 動詞が使われることがありましたね。「ある、いる」の意味で、進行形、受け身にも使われています。

その場合も、B パターンと同様に‘ b e ’動詞を先頭にします。
これも倒置です。「代理」がありませんからね。

進行形の進行分詞、受け身の受け身分詞は、「~ の姿で」という意味が固定されて、形も一定でしたね。そこに手を加えることもできません。

主語のちがい、時間のちがいによって、‘ b e ’ 動詞は使い分けますよ。

He is there (「いる、ある」の場合 → Is he there?

She is reading a book. 進行形 → Is she reading a book?

You are going to live in Osaka. 進行形の形をした未来)
 → Are you going to live in Osaka?

He was attacked today. 受け身 → Was he attacked today?





‘ b e ’ 動詞を使った疑問文の練習問題

次の文を「問い」の形で英語にしてください。
① あなた、中学生?

② ジョンはいまテレビをみているのか?

③ あの子、その車の中にいたのか?

④ この窓ガラス、きょう割られたのか?

⑤ お腹すいてる?(「お腹すいている」= h u n g r y)





解答と解説
① :‘ be ’動詞は主語‘ you ’にあわせます。
“ Are you a junior high school student? ”

② :現在進行形ですね。
“Is John watching TV?”

③ :「あの子」は、‘ he ’または‘ she ’でいいですよ。「いた」 は過去だから、
“ Was he/ she in the car? ”
です。

④ :過去の受け身です。
“ Was this window broken today? ”

⑤ : hungry ’ は形容詞です。
“ Are you hungry? ”

ちょっと注意。‘ hungry ’(お腹がすいている)は、日本語では形容詞一語にすることがうまくできませんね。しいていえば「空腹だ」(形容動詞)でしょうか。

同じような語に、形容詞‘ old’ (「古い」ではなく、「歳をと っている」という意味の場合)や‘ fat’ (太っている) などがあります。

「している」なんていう動詞っぽい言い方を避けると、‘‘ He is old. なら「彼は老齢です」、‘‘ I am fat. なら 「オレはデブだ」でしようか(「デブ」なんてことば、失礼)。



助動詞や現在完了での疑問文の作り方

「もう宿題はやってあるか?」は現在完了ですね。「言い切り」 なら “ You have finished your homeworkですが、「問い」の 場合、「代理」の‘ do (does, did) ’は使えません。

なぜ?

一般に「現在完了形の‘ have ’は助動詞で、助動詞は主語と入れかわるだけで疑問文になる」といわれています。

‘ Will’ ‘ can ’などについても、同様に説明されます。

それで覚えやすいのなら、それでもいいですよ。しかし、ほんとのところは、ちょっとちがいます。

たとえば、‘‘ Do you have finished??”とすると、どう見えますか?

「代理」の‘ do ’は現在形ですね。そうすると、全体が「現在」の意味になってしまうでしょ? 「現在完了」と矛盾してしまいます。

“ Did you have finished??’’(過去)としても、同じことですね? 「過去」なのかい? 「現在完了」なのかい? ど っちだい?

‘ do ’を使えない点は、‘ be ’動詞の場合と同じです。だから、‘have +完了分詞(過去分詞)’の‘ have’を先頭にするだけです。‘ have ’は「現在完了」の合図で、だいじな意味は 完了分詞が引き受けていますからね。

Have you finished your homework?

その理屈と同様に、‘ will’を使う未来の場合も、‘ will’を先頭にするだけです。たとえば、「すぐに帰ってくる?」であれば、次のように。
Will you come back soon?

“ Will you??”と言うと、相手に何かを頼む意味になる場合があります。たとえば、‘‘ Will you open the window?”(窓を 開けてくれない?)のように、です。

ただし、‘ will’は「そのときが来れば、?する」という「未来」の意味なので、「(ドアを開けるときが来れば)開けるつもりですか?」というようなきつい響きになりますよ。「開けてくれ」と命令しているような雰囲気です。

頼む場合は、「もしよろしければ」が奥にある‘ would ’を使 って、‘‘ Would you open the window?”(よろしければ、窓を開けていただけますか?)と言うのがふつうです。

“ Will you??”で、相手に何かを誘う意味になる場合もあります。たとえば、“ Will you have some coffee?”(コーヒー、 飲みますか?)のように、です。

ただ、これも上と同じで、“ Would you have some coffee? ”、 あるいは、“ Would you like to have some coffee? ” のほうがていねいな響きです。

“ She can play the piano.”のように、‘ can ’などのジャッジ語を加えた文も、「代理」は使えません。
‘ Does she?’と言おうものなら、‘ does ’は現在形だから、 「現在、一定している」(彼女はふだんピアノを弾いているよ)
という事実を述べますよ、という合図になってしまいます。そ のあとに話し手のジャッジ(can)を加えては、混乱します。

Can she play the piano?

ただ、‘ Can she?’(彼女、できるの?)は失礼な響きがあるので、‘ can ’を使わないで、「ふだん弾いているの?」と事実を問うようにして‘‘ Does she play??”とするほうが、ほんとうは穏やかです。

次の文は、よく使われますよ(意味は、場面に応じてです)。
May I have a pen?  ペンを貸してくれませんか?

May I have your name?  お名前、うかがえますか?

Can I have this?  これ、もらっていい?

Can I have this cake?  このケーキ、食べていい?

現在完了以下、それぞれが軽い倒置ですね。各「問い」の基本形です。

なお、‘ have to?’の場合は‘ do (does, did)’が必要です。

たとえば、“ You have to do it.”(君は、それをしなければな らないよ)の‘ have ’は、「(?することを)もっている」という意味でしたね。

だから、“ You have a car.”の単なる‘ have ’ (もっている) と形式としては同じです。
Do you have to do it?




このページの先頭へ