予定を表す be going to+動詞の原形の解説と練習問題

トムとボブは映画をみに行きました。メアリーは、駅に行くところ(Mary is going to the station) です。

きょうは、神田で日本語の勉強をすることになっています。

上の最後の文「きょうは、神田で.....」は、次のようになります。
Today Mary is going to study Japanese in Kanda.

その前の「駅に行くところ」は、いま行くところなので、現在進行形でした。ところが、こちらも進行形です。しかも、‘ going 'のうしろが「どこ」欄ではなく、‘ to study という「子文」です(‘ in Kanda 'は、どこで勉強するのかという「子文」の中の場所です)。

「行く」と来て、「?すること」という不定詞が来れば、「何しに?」でしたね。
ということは、「メアリーは、日本語を勉強しに行くところ」 と言っているわけですね。たしかに、メアリーはその目的でいま駅に向かっています。

では、これが「あした」のことだったら、どうでしよう。いまは向かっていません。
同じです。上の‘ today ’が‘ tomorrow ’になるだけです。 来年のことでも‘ next year ’にすればいいだけです。 

Tomorrow (Next year) Mary is going to study Japanese in Kanda.

ただ、「あした/来年」のことだから、まだ先の話ですね。そうすると、この‘ is going ’は、「実際に身体がいまどこかに向かっている」ではなく、「心がどこかに向かっている」という感じになります。計画を立て、いろいろと準備をするなど、何かに向かっていま進んでいるところ、という意味です。

だから、日本語では、「あした(来年)、神田で日本語の勉強をすることになっている」とするほうが適切です。

それにつれて、「きよう」「すぐに」などの場合でも、冒頭の日本語のように、「きよう、?勉強をすることになっている」と理解すると、一貫します。

いますぐでも、あしたでも、未来のいつのことであっても、 何かをすることになっているという計画的な予定をあらわす 合は、‘ be going to +動詞’(‘ be ’は主語に合わせて)の形で表現するのです。

たとえば、次のように。
私たち、あした、パーティーをやるのよ。
=We are going to have a party tomorrow.

メアリーは、来年、オーストラリアに行くんですよ。
=Mary is going to go to Australia  next year. (ただし、メアリーのその予定をよく知っている人が言っている、ということですよ。「?することになっている」と言えるくらいですからね。代弁しているのです。さっきの「勉強することになっている」も同じです)。

いまの「オーストラリアに行くんです」は、‘ go ’が二度つづきましたね。
これ、‘‘ Mary is going to Australia next year .”、と単なる現在進行形で言ってもいいのです。このほうが、それに向けての準備が進んでいる、という感じが強まります。それに、他人が言っているので、「メアリー、行っちやうよ」の雰囲気です。



be going to+動詞の原形を使った英作文に挑戦!

次の文を英語にしてください。

① 今夜は、テレビでサッカーを見るんだよ。

② 彼は、あしたまでには、その本を書き終えるつもりですよ。

③ 弟に時計を買ってあげようと思っています。

④ 私たち、来月(next month )、大阪へ引っ越しま す(引っ越す=move )。

⑤ この夏は、毎朝、早起きするつもりでいるよ。



解答と解説
① :「今夜、見るんだ」という予定です。
“ I am going to watch a soccer game on TV this evening.” です。

‘I am going ?’ を‘ I’m going?’とちぢめることが多いですよ。‘ she’s going ?’なども同様。

② :「あしたまでに書き終える」という彼の心づもりをよく知っている人が、彼になりかわって言っているわけですね。何かをするつもりでいる(すでに心に決めている)というのも、 そこに気持ちがすでに向かっていることなので「予定」の一種と見ます。

「書き終える」は‘ finish writing?’でしたね。「あしたまで」は、締め切りの感じだから、‘ by ’を使いますね。
“ He’s going to finish writing the book by tomorrow

③ :「買ってあげようと思っている」をまとめて「買う予定」 と見ます。「思う」を加えてしまって‘ I think that?’とすると、自分がすでに決めていることなのに、「私はそう思う」と言っていることになり、ヘンですよ。
‘‘I’m going to buy a watch for my brother .

④ :“ We are going to move to Osaka next month .ですね。
‘ we are?’をちぢめると‘ we’re?’です。

⑤ :「早起きする」は「早く起きる」と考えるのでしたね。“ This summer I’m going to get up early every morning



was going to+動詞の原形について解説

次の例は、過去の話です。
この春、フランス (France ) に行くつもりでした。
=I was going to go to France this spring.

「この春」という過去のその時点では、これから行くことになっている、という話ですね。だから、‘ be going to?’を使います。しかし、いまから見れば、「することになっていた」(予定であった)ですね。‘ be ’を過去形にすればいいのです。

父は、いつか作家になるつもり、と言っていました。
=My father said, “I’m going to be a writer someday.”
(いつか=someday [ samdei])

上の文は、「いつか作家に.....」の部分を父自身のセリフにした場合の言い方です。引用符の中は、父がしゃベったセリフ のままになります。したがって、「つもり」は、その当時の「いまの心づもり」だから、‘ I am going to?’です。

父のセリフのままにしないで、父の当時の心づもりを間接的に伝えるなら、ちょっとちがってきます。
My father said (that) he was going to be a writer someday.

「父が言った」というのが過去だから、「つもり」も過去のことですね。父のセリフを直接述べるのでなければ、ことがらの時点はあわせなくてはいけません。

こういう形を「時制の一致」と一般にいいます(‘ that ’以降 の主語も、間接的だから、‘ he ’になります)。

これは、日本語にはない表現方法です。日本語でかりに「作家になるつもりだった、と父は言った」とすると、「父が言った」 時点よりも前に「つもりだった」があったことになりますね。

日本語は、最後の動詞の部分で時間を調節しますから、「言 った」と「つもり」が同時点なら、時制の表現は「言った」だけに任せます。この点、英語には注意が必要ですよ。

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