be動詞、助動詞、現在完了の否定文について例文を使って解説

Maryが、ネックレスを見て、言いました。

“Where did you find it? Thank you.” (thank =感謝する。‘ thank you’で「ありがとう」。形式ばらずに、主語 ‘ I ’を略すのがふつう)

Tom : You left this when we had a party with Bob and my family in my house two weeks ago. Do you have time to talk now? I have something to tell you.

Mary : I don't have time to talk now. After the next class, I’m OK.( class =講義)

メアリーの最後のセリフは、「いまは話す時間がないの。次の講義のあとなら、いいわよ」という意味です。

「時間がない」(I don’t have time)は、前に‘ I have no time ’ と言ったことがありましたね。この二つは、文のしくみとしてどうちがうか? “ I don’t have?.”からいきましょう。

‘don’t’ は、‘ do not ’ の略です。

‘ d o ’ n t ’ではなく、‘ d o n ’ t ’ですよ。ニ語をいっしょにするときに、 ‘ not ’の‘ o ’を略した印がアポストロフィです。したがって、‘ I don’t have ?’は ‘ I do not have ?’と同じです。

‘ no t ’は、「?は当てはまらない」という意味です。何かを否定する役目です。「時間があること」がいまの自分に当てはまらないから、‘ not ’が登場するわけです。
日本語は「もっていない」で、否定する語が動詞のうしろになりますね。英語は、「当てはまらない、もっている」で、‘ not ’ は動詞の前に来ます。というより、‘ not ’は、どんな場合でも否定する語の前に来る、といったほうが正確です。

それなら、‘ I not have time?’ではないのか?

そのように言っていた時代もあったようですが、「問い」の形と同じく、現代では、分身を使うようになっています。

「問い」の形を作るときの理屈と同じですよ。‘ I have?’ の‘ have’ (現在形)が‘ do’ (代理)と‘ have’ (原形)のニつの分身に別れるのです。

ただし、「問い」の場合は、‘ do ’が「動詞→主語」という古い「問い」の形を引きつぐ働きをしましたが、こちらの‘ do ’ は、「代理」とはいえ、「主語→動詞」の欄順を守る役目をしています。それとともに、うしろの‘ not have ’を強調する働きもするのです。
肯定文と否定文の比較


「彼は東京に住んではいない」なら、「彼」に対応するlives ’ が ‘does’ と‘live’ になって、‘‘ He does not live in Tokyoです。

過去のことなら、‘‘ He did not (didn't)live in Tokyo ということです。




否定文は理解できたかな?英作文に挑戦しよう

いつものように英語にしてください。
① あの人、きらいよ。(あの人=彼、きらい=好きではない)

② 彼は、私を愛していなかったのよ。

③ オレ、あいつらと話したくない。(あいつら=彼ら)

④ 彼女がオーストラリアに行くなんて知らなかった。

⑤ 彼女は2 0歳ではないよ。



解答と解説
① :主語は「私」、「彼を」は‘ him ’ですね。
“ I don't like him

② :過去の話だから‘ did ’を使って、
“ He didn't love me

③ :「オレ、したくない、話すこと、彼らと」です。「彼らと」 は、前置詞‘ with ’を使いますが、前置詞のあとの「彼ら」は、them でしたね。
“I don't want to talk with them

④ :「主語つき子文」がありますね。
“ I didn't know (that) she was going to go to Australiaです。

彼女が「行ってしまう」と聞いたのが過去で、そのときそれは知らなかった、という話です。だから、いまから見れば、「行ってしまう」も過去です。

⑤:Bパ夕ーンです。「彼女は20歳」なら、“ She is 20 (years old).”ですね。この「20歳」が「当てはまらない」というのだ から、‘ not 20 ’です。あとは、次で説明しましよう。



「彼女は20歳ではない」という日本語を英語にすると?

「彼女は20歳ではない」という文は、むずかしく考えるとやっかいです。
(a) 「20歳ではないグループに入っている」ということか?
(b) 「20歳のグループには入っていない」ということか?


どちらでもいいのですが、「彼女 not  20」が基本で、(a) の形です。‘not’は名詞の‘ 20’を否定しているのです。

She is not 20 (years old).

「彼女は学生ではない」なら、“ She is not a studentです。 「何だ」が名詞でなくても同じことです。「うれしくない」 なら “I am not happyです。

「*、not」を短縮して「*n’t」にすると、(b)の感じになります。
She isn't 20 (years old).

「何が何だ」「何がどうだ」「何がどこだ」の否定文

‘ be ’動詞が使われるAパターンの文でも、上と同じになります。たとえば、「彼はここにはいない」は He is not here です。

オレ、眠ってはいないよ。=I’m not sleeping.

彼、ここには来ませんよ He is not going to come here.

それ、英語で書いてはいない。=It's not written in English.

短縮すると、‘ It's not?’か‘ It isn’t?’のどちらかになります。‘ are not ’ は‘ You’re not ’ か‘ You aren't ’ です。‘ amn't ’ はありませんから、短縮するなら‘ I’m not ’です。

現在完了やジャッジ語を使った文も、「代理」がありませんから、‘ be ’動詞の場合と同じにします。「ジャッジ、not動詞」 の形です。

I have not finished it yet.=それ、まだ終わっていない。

have not ’は略すと‘ haven't ’ です。あるいは、‘ I've not finished ’ です。

He will not come here .=彼、きっとここには来ないよ。

略すと、‘ He won't come ?’か‘ He'll not come ?’

I can't speak English .=英語は話せませんよ。

‘ can not ’は、あまり使われません。‘ cant か‘ cannot ’ のとちらかがふつうです。

You must not do that.=そんなこと、してはダメ。

‘ must’が否定で使われると、何かを禁止している響きになります。短縮は‘ mustn't

You don’t have to go there.=そこに行かないでいいよ。
 
‘have to’は、「問い」の場合と同じです。「代理」の‘ do’ を使います。

何か事情があって「しなければならない」のが‘ have to?’ なので、‘ don't have to?’は、そう事情はない、したがって、 「しないでいい」ということになります。

‘ b e ’動詞を使った文の否定にジャッジ語が入った場合には、 気をつけてください。
It will not be fine tomorrow.=あしたは晴れないよ。

「いま晴れてはいない」なら、‘‘ It is not fine.”ですね。これが未来のことになると、‘ be fineにはならない’という予想になります。つまり、‘ will+ not be fine ’です。

It can't be true .=それ、ほんとうであるはずがない。
(true 形容詞=ほんとうだ)
「ほんとうであること(be true)がありえない」?「ほんと うであるはずがない」ということです。



否定語を使ったいろいろなパターンの英作問題

次の文を英語にしてください。
① タバコを吸うことはみなさんの健康によくありません。

② それはボクのじゃない。

③ ボクらのほとんどがそのニュースに驚かなかった。

④ まだ決心していません。( 決心する= d e c i d e )

⑤ 来月は、私はここにはいないでしょう。




解答と解説
① :「よくない」は「notよい(good)」 です。「みなさん」は「あなたがた」で、
“ Smoking is not good for your health.”

② :「それ、*、notポクの」。「ポクの」というのは「ポクのもの」のことで、‘ mine ですね。
‘‘ It is not mine.”

③ :「ポクらのほとんど」は‘ most of us ’です。「驚いた」はBパ夕ーン的な受け身でしたね。
“ Most of us were not surprised at the news.

④ :現在完了で、“ I have not decided yet.” ですが、‘yet’ が‘ not ’につづくことも多いですよ。
“ I have not yet decided.”

⑤ :未来の予想として、
“ I will not be here next month



このページの先頭へ