中学レベルの英語だが大学生の半数が間違える疑問詞が主語の役割をするパターン

トムは、大学でメアリーに会って、何か小さな箱を差し出し ました。

Mary : 何が箱に入っているの?
Tom : 君のネックレス

この「何が箱に入っているの?」を英語にせよ、という問題は大学生でも約半数がまちがえますよ。

「君のネックレスが箱に入っている」と言うなら、“ Your necklace is in the box.”です。上のメアリーのセリフは、この主語‘ your necklace ’が「何」(what)になっているだけですね。‘

what ’自体が主語です。ここは気をつけてください。
「何が箱に入っているの」はAパターンですね。これをAパターンのフレーム「何が、する、何を、・・」で欄順を整えると、どうなりますか?

「何が(what)、入っている、箱に」ですね。「入っている」 は「ある」(‘ be ’動詞)で済みます。だから、次の英語になり ます。

What is in the box?または、What’s in the box?

注意r wh -語」は、通常は単数として扱われるので、‘ b e ’動詞は‘ is ’です。
これで完成です。他に何もしません。

箱のなかに何が入っているの?を英文にすると?

いままでの「w h - 語」の「問い」は、主語が別にちゃんとありました。「w h - 語」を先頭に出し、「代理→ 主語→ 動詞」( あるいは「‘ b e ’ 動詞→ 主語」など) にする「二重の倒置」によって、「二重の問い」の形を作っていましたね。

ところが、これは、「言い切り」のA パターンの欄順と同じで、倒置がありません。先頭の‘ w h a t ’ ということばの力だけで「問い」をあらわしているのです。

‘ i s ’ を主語の前に倒置させようとすると、主語でもある‘ w h a t ’ が「ちょっと待った。自分はw h - 語だ。w h - 語が先頭だ」と主張するでしょ?

 「いや、主語の前に‘ b e ’ 動詞がくるのが問い・・の基本だ」と‘ i s ’ががんばろうとすると、… … 。堂々巡めりですね。

結局、‘ w h a t ’ が「w h - 語」の特権で先頭に来ます。それが同時に主語であったから、倒置がいっさい起こらないのです。

大学生の約半数は、これを“What is there in the box?” にしてしまいます。なんで‘ there ’が出てくるのか。

この文にかぎらず、主語が「wh-語」自体である文をよくまちがえます。たとえば、「だれがこれを作ったのか?」は、「だれが、作った、これ」の順ですね。だから“Who made this?” です。

彼らの中には、‘‘Who did you make this?”とやってしまう人がけっこういます。‘ you ’なんて、どこから出てくる? もう少し例を挙げておきましょう。

何が空を飛んでいるの? = What is flying in the sky?

どのバスが新宿に行きますか?
=Which bus goes to Shinjuku? (話し手が新宿まで行くようだから‘ to’)

だれが私に会いたがってるの? = Who wants to meet me?

だれがこれを壊したんだ? = Who broke this?

何が盗まれた? = What was stolen?

それから何が起こったの? = What happened then?
(起こる=happen 、 それから=then )

だれがそれをできるの? = Who can do it?

だれがこのチームのキャプテン(captain) ?
=Who is the captain of this team?


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